インフラへの浸水対策事例
【宮城県】宮城県気仙沼市内漁港
事例の情報
宮城県気仙沼市では、東日本大震災の影響で地盤沈下を起こしており、いくつかの漁港では、満潮時に冠水して水揚げを行えないほどに被害を受けていました。現地の漁業関係者が、復興に向けいち早く漁を再開したいと願う中、復旧工事の手が各地の漁港にまで及ぶには時間がかかるという状況でした。
そこで、タイガーダムを岸壁に設置し満潮時の冠水を防止、タカミヤが持つパイプなどの仮設機材を活用して作業用の構台を作る事で、いつでも漁港で水揚げが出来るようになりました。常に打ち寄せる波に耐えられるよう、タイガーダムとアンカーをつなげでており、三段積み上げた最下段には、漂流物の衝突に強くするため、保護シートを巻きつけています。